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日本一参考にならない西日本縦断旅行ガイド②

こんにちは、支店長の池田です。

前回

の続きです。

益田市から福岡までは山陰本線から山口線を乗り継ぎ山陽新幹線に乗り換えて博多までという電車乗り継ぎの旅となるのですが、今回は鉄道マニアの友人の同行者がいたので乗り換えが最もスムーズな行き方を探してくれて難なくクリアできました。

到着はだいぶ遅くなりましたが福岡住まいの友人とも久しぶりの再会が出来て良かったです。

さて、福岡で見たかった建築は大宰府天満宮仮殿です。

大宰府天満宮の本殿改修工事の為に作られた仮殿ですが、こちらは建築家の藤本壮介氏が設計をした建物です。

本殿が綺麗になったら取り壊されることが決まっている改修工事期間中の3年間のみの為の建築という特殊なものです。

たった3年であればもっと簡素なものや本殿の在りし日の再現的なプレファブ建築などでもよさそうですが、今までの本殿とは全く違う屋根に森があるという建築で、良く思い描く「仮設」とはかけ離れています。

私たちが手掛けている住宅は50年後も100年後も持つようにというコンセプトのもと作っていますがこれは全くの逆でまた違った趣を感じる建築でした。

せっかく大宰府に来たので、建築家の隈研吾氏が手掛けたスターバックスもチラッと寄り道。

隈氏が建築に木組みを取り入れだした当初の建築でもあり現在まで続く氏の代表的な作風の一つともいうような建築ですので見ておかない手はありませんね。

(お店はものすごく混みあっていたので入れませんでした…)

 

さて、次は「旧志免鉱業所竪坑櫓」

炭鉱で栄えた志免の町に残る竪坑の建造物です。

1943年に作られたこの竪坑は石炭から石油にエネルギー源が移り変わったあとは放置され崩れるのを待つばかりのような状況でした。近年、産業遺産の重要文化財として認定された為、2018年から2021年に渡って補修工事が行われ今では当時の趣を感じられるような立派な姿を取り戻していました。

周囲の工事はまだ途中だった為近寄って見る事は叶いませんでしたが、当時の石炭産業の栄華を感じる圧倒的なスケールの建築でした。

続きはまた次回!

この記事を書いた人 WRITER

池田 大基
西荻窪ブランチ

池田 大基

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