旧東京深川食堂
支店長の池田です。
先日、散歩中にいい建物を見つけました。
とてもモダンなRC建築ですね。
丸窓やリボン・ウィンドウ(水平連窓)が使われていて現代建築ですと言われても納得しそうなこの建物は元々、関東大震災の復興事業として「旧東京深川食堂」という建物で昭和7年(1932年)に建てられた築90年の建物です。
近代建築の巨匠ル・コルビュジェが建築の5原則として水平連窓を自由な平面として提言したのが1926年なので当時の最新の建築事情を反映していたのかどうかは定かではありませんが、もしそうだとしたらとてもモダンな感性で公共事業が行われていたという事になります。
国立競技場のザハ・ハディドの案が否決された現代の日本から考えるとどちらが進歩的か分からなくなってしまいますね。
戦災を乗り越えたこの建物は所々改修はされていますが竣工当時の部材なども間近で見る事が出来、今でも使われていて現在は観光案内所として使われています。
この建物に負けないように長い期間を使っていただけるように当社もしっかりとした高性能の住宅をご提供していけるように続けていきたいと思いを新たにした散歩でした。
近くにはすごい分厚いとんかつがのったかつ丼を出すお店がありますので、散歩に行った際にはこちらもぜひ。
とんかつ丸七
https://www.instagram.com/tonkatsu.07.monnaka/
それではまた。
この記事を書いた人 WRITER
西荻窪ブランチ
池田 大基
Ikeda Daiki