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アウターシェード工事

こんにちは、西荻の池田です。

 

今日は2年前に建てていただいたI様邸のリフォームを行いました。

リフォームといっても内部の工事ではありません。

 

 

今年の夏は本当に異常な暑さですよね(って毎年言ってる気もしますが…)

そこでI様から庇をつけたいとご相談があったのです。

 

ただ、首都圏では敷地の制約や建蔽率など法的な制約もありあまり大きな庇をつけることができません。

I様邸も2階LDKの窓の上には60cm程度の庇はつけていてこれ以上伸ばすと建蔽率オーバーしてしまう状況でした。

そこでご提案させていただいたのがYKKapのアウターシェードです。

屋外に取り付けるロールスクリーンのようなもので窓からの日射を遮ってくれるものです。

当社は断熱性能が高い樹脂サッシでトリプルガラスを標準仕様としています(I様邸は防火の関係でペアガラス)

一般的に性能の高いサッシを使っていれば断熱性は十分なのではないかと思う方も多いと思います。

また、「ウチは性能の良いサッシ使っているから大丈夫です!」なんて説明する知識の乏しい営業マンもいるかもしれません。

しかし一般的な家の外壁(グラスウール10cm程度収めたもの)とサッシを比べると

アルミ樹脂複合のサッシなんて15㎜しか断熱材が入っていない壁と同じような性能、

樹脂+トリプルでもやっと壁の半分程度の性能しか無いんです!

 

なので日射遮蔽がとても大事になってくるんですね。

 

そのため南のバルコニーに面する窓を全体覆うようにアウターシェードを設置させていただきました。

 

そしてここでもうひと手間。

アウターシェードをただ垂直に垂らすだけではなく、対面のバルコニーの壁に固定できるようにしました。

こうすることでバルコニーの床面にも大きく影を作ることができ、温められたバルコニーの床から赤外線として熱が家の中に飛び込むことも無いようにしました。

こういう日射遮蔽などを考えることがパッシブ設計の一つですね。

 

実際に取り付けてバルコニーを大きな日陰で覆ってあげると作業している職人さんも家の中にいたI様も

「おっ!」っとわかるぐらい一気に環境が変わりました!

 

暑い夏はまだまだ続きそうなので日影を作ってより快適な生活を送りましょう!

この記事を書いた人 WRITER

池田 大基
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