SUEP.展見学
支店長の池田です。
先日、TOTOが運営しているギャラリー間で開催中の建築家ユニットSUEP.の展覧会を見学して来ました。
SUEP.は末光 弘和さんと末光 陽子さんのご夫婦が主宰されている建築設計事務所です。
自然のエネルギーを取り入れた建築を数多くつくられている設計事務所でパッシブハウスジャパンに加盟している当社とも大変考えの近い事務所だと勝手に思っております。自然の太陽光や風だけでなく地下水や地中の温度まで、建築地のいろいろな自然環境を読み解き、それを生かした建築を計画しておりその発表はどれも面白いものでした。
これは屋根をガラスで作ってその日射熱を冬場の暖房に生かそうと計画されていた住居ですが、確かに昼間の熱取得はとても良いと思いますが、夜間の伶放射や夏場の日射遮蔽がかなり大変だろうな…なんて想像してしまうのでした。
ギャラリーの中庭にはTOTOの製品を作る際にどうしても出てしまうセラミックのくずを塗料に混ぜる事で断熱性を高めたアルミパネルによるアーチがあったり廃棄物の再資源化にも取り組んでいるようでした。
廃棄物の再資源化と言えば当社が採用している断熱材、セルロースファイバーもその一つ。当社では余ってしまった新聞紙等を元に自社の工場でセルロースファイバー断熱材を製造しています。断熱性能だけでない地球資源の有効活用や建物の再資源化にも寄与するセルロースファイバーを断熱材の選定の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
SUEP.展は9月まで開催中なのでもしご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
TOTOギャラリー間 https://jp.toto.com/gallerma/
この記事を書いた人 WRITER
西荻窪ブランチ
池田 大基
Ikeda Daiki